歌います。『創聖のアクエリオン』の替え歌で『想定の相掛かり』

元ネタ http://www.youtube.com/watch?v=XFX0zSJLlzo&feature=related
twitterでつぶやいたネタを少し手直ししました。


居飛車のはじまりの手 2六の歩の下で
小駒たちの今日の早い活用 脳裏で読んだ
落とした星すべて 手にした星すべて
この手に抱きしめて 現局面(いま)は何筋(どこ)をさまよい指すの


桂跳ねの潜む5筋の攻防
手抜かなければ殺戮の竜馬に成れた
浮き飛車 横利き果てぬ守り
逃げ切れないね 僕の玉
詰めろ逃れるため 歩成り捨てた


(※)
一万局と二千局前から相掛かり
八千局過ぎた頃から横歩取りたくなった
一億と二千局あとも相掛かり
棋譜を取ったその日から僕の将棋は角道を止めない


時間が終わる前に 電車が終わる前に
受ける流れほどいて 君の囲い攻め込みたいよ


耳すませた時神(びょうよみ)の記憶
猛攻に飲まれ立ち尽くす4筋の銀
よみがえれ 久遠(はし)に眠る香車
気付かれないで 僕の詰み
祈り宿しながら 詰めろかけた


(※)繰り返し


君が繰り返し桂馬を跳んで
何度も何度も歩突きに死んで
教える僕が眠れない僕がプロ棋士になったとしても
君の手を残すために…


一万局と二千局前から相掛かり
八千局過ぎた頃から横歩取りたくなった
一億と二千局あとも相掛かり
棋譜を取ったその日から


(※)繰り返し


最後に、この一連のツイートを見ていたらくはさん(@rakuha)の一言がなんとなくうまいこと言われた感じなので、引用させていただいて締め。



以上、ご清聴ありがとうございました。

またはじめた。

今月のことをつれづれに。

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12月20日〜22日

世間は平日だが自分は振り替えで休日。
いろいろやろうと思っていたのに三日間通じて体調が悪く、最低限の用事だけやって、あとは家でおとなしく。
友達が貸してくれた漫画読んだり…。
でも、思えばコーヒー飲みながらゆっくり漫画読むなんて久しぶりだったし、その読んだ漫画がやたらめったら面白かったので、体調と差し引きでも、まあ、悪くない休日だった。


以下、読んだもの↓

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

GIANT KILLING(1) (モーニング KC)

友達が貸してくれた本。最高に面白かった。
感想語ると長いので書かないがとにかく面白かった。
前からずーっと薦めてくれてたこの友達に感謝と今まで放置してたことを謝罪。
個人的にクロの能力がハンパねえと思います。単純だしうるさいけどすごいキーマンぶり。スギは重宝すぎる。いやもうこの調子で全員褒めていきたいんすけど。
荒川アンダー ザ ブリッジ 1 (ヤングガンガンコミックス)

荒川アンダー ザ ブリッジ 1 (ヤングガンガンコミックス)

友達がry。面白かった。
大昔1巻読んだときはちょっと自分には合わないなと思ってやめてしまったんだけど、今読み直したらハマった。『聖☆おにいさん』よりギャグのキレがいい。乱暴なツッコミOKだからかなあ。
でも最近の展開は主要キャラも電波気味すぎてちょっと怖い。一度流し読みしたけど詳しく読んでなかったので二周目。
木村八段の話がもういきなり濃いよなあ。
今は山崎七段の章に入ろうというところ。このパートは読むと甘酸っぱ苦いものを感じる。個人的に。
ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)

海豚七段ーッ!!!!二こ神さーんッ!!!!
どこから書いたものか。うう。くそっ。
かっこいいよジジイ。そして切ないよ海豚七段。
でも海豚七段が劇中の役割として「冴えない」キャラだったとしても、彼はそれだけのキャラではなかったのだと、二こ神さんが言ってくれたやってくれた。だから読者の俺としては、切ないけど、彼の運命を受け入れるのだ。もうすぐ6巻出るね…
ルシファーとマーラのコンビは「やられた!!」の一言。キャラ立ちすぎだろお前ら…
ユダのキャラを活かしたドッキリは俺がドッキリだよ!
安定の面白さ。

また指す将棋を楽しむために。

今でもたまにネットで指しているが、レーティング上げとかちょっとモチベーションが無くて、ほとんど自由対局。
でも、そういう状態の将棋って勝っても負けてもいまいち面白くない。
なんだろう、新しいものがないというか。


将棋を観戦していても、指す将棋への感覚が鈍って「自分なりの読み、判断」ができなくなってるときは、ただ流れと棋譜コメントを追っかけて、やれ勝った負けたと騒ぐしかなく、でもそれはやっぱり、自分なりに一生懸命読んだり棋譜から学んだりしていたときの楽しさを味わってしまった後では、かなりつまらない。
将棋の観戦はまず指し手そのものに価値があるのだから、それを味わえるようになりたいし、そのための解説なのであり、何か文学的な凝った表現や棋士のエピソード紹介などのネタの類の提供は、それ自体はいい意味での「おまけ」のはずで、その「おまけ」のほうばかりを楽しもうとするなら、別に棋譜じゃなくてもいいやとなる。むなしい。


まあつまり、気軽に指す楽しみも当然あっていいんだけど、まだ上達の楽しみも味わいたいなあと、最近またそう思うようになった。戦型見て「あ、これ面白そうだから指せるようになりたいな」とか、やっぱりあるし。
そうそう、twitterでも、8枚落ちとかから将棋をこつこつ学んでる人のブログ*1とか見て、ああ、いいなあ、極めるとか別にして、何かを学ぶ、上達するっていうのは、やっぱいいよなあ、と。


で、また勉強をはじめた。
棋書は買って読んでたけど、なんとなく読んでるだけだったので、これじゃ駄目だと初心に帰ることにした。
まずは詰め将棋。
正直、これと必至の問題やってた時期は本当に終盤が楽しかった。
低級同士なら終盤の寄せがひどいので、攻め込まれてもよく一気の寄せで逆転勝ちすることができた。


以前ブログで何周かやったよと書いた「3手詰ハンドブック」「5手詰(略」をまた一から。

3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック

…うわー1ページ目からいきなり怪しい。
去年くらいに5手詰ハンドもう楽勝とか言ってなかったか俺(そこまでは言ってないけど)
よし、やってよかった。


あと『手筋の達人』買って読んでる。面白い。

手筋の達人―矢倉の手筋が満載 (MYCOM将棋文庫SP)

手筋の達人―矢倉の手筋が満載 (MYCOM将棋文庫SP)

これは矢倉編で、2巻が振り飛車編。
俺は振り飛車党(というかそれから入った)なので2巻を買えばよかったんだが、あいにく本屋に1巻目しかなく、しかも立ち読みしたらそれはそれで面白かったし、いずれ指したいなあ矢倉、と思っていたので即購入した次第。
「まずメイン戦法の四間飛車勉強し直せよ」とセルフツッコミしつつ。ええします。


つれづれなるままにおわるー。

*1:『将棋女医の練習ノート』http://shogijyoinote.blog22.fc2.com/

プリプリの『ダイアモンド』の替え歌で『ダイアモンド美濃』。

きのう風呂入ってるときに思いついたネタを直後にtwitterにて発表し好評を得たのをさらに見直しました(一息で読むこと)。


それでは聞いてください。
元歌はPRINCESS PRINCESSの名曲『ダイアモンド』より、
替え歌名『ダイアモンド美濃』。


慣れない袴に 素足を通して 見下ろすショーギプレイボード
敵の玉を詰めるだけ 悪いことしてないよ


銀を腰掛けて 端を突きまくれ 角打つ筋にくぎづけ
研究会じゃわからない 変化が見たい


駒が取れる瞬間の 敵の表情焼き付けろ
それは素敵な全駒ショー もっともっと並べたい
角を取っても 飛車を取っても 玉を取っても やめられない


ダイアモンドだね AH AH 振り飛車の囲い
AH AH 上手く言えないけれど 居飛車持ちだよ


あの時詰んでた AH AH 予感は本物
AH 今 形を作られてる そんな気持ち


以上です。ご清澄ありがとうございました。*1

参考

・ダイアモンド: (PV映像)http://www.youtube.com/watch?v=JyHbyFgR5eY
・ダイヤモンド美濃: (Wikipedia内解説)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E6%BF%83%E5%9B%B2%E3%81%84


※書いて見直して今更気づいたんですが、ほとんどダイヤモンド美濃に関係ないですよねこの替え歌。前半角換わり腰掛け銀っぽいし。でも仕方ない。今はこれが俺の精一杯。満足はした。

*1:正しくは「ご清聴〜」だが、これを思いついた当時、王将戦豊島将之五段が王将挑戦を決め、その師匠が桐山清澄九段だったのでそれにかけたネタ

ネタバレ:藤井猛は強い。

※最初の投稿では書き忘れてましたが、記事タイトルに特に意味はありません。
ブログを書くのは半月ぶりとかそのくらい。
その間に自分が何かネットで書いたものといえば、twitter8割くらい、2ちゃん毒男板帰還スレ2割くらい。
twitterは将棋ネタの妄想垂れ流しが面白いとわかってからずいぶん書き込んでいる。帰還スレは日常の話題とか毒男的な話題とかで書き込んでいる。で、こんな感じの比率。


まあそれはいいんだ。
ここ2ヶ月くらいの話題をまとめて。

10月25日

将棋の順位戦A級、三浦八段対藤井九段戦を観た。
先手藤井九段は先手番時の鉄板戦法になりつつある藤井流矢倉。
いったん王座戦第二局でも一瞬見たような相左美濃になったが、今回は先手玉が左美濃を維持したまま入城、後手玉も矢倉に入城。
先手角と後手金銀の二枚換えから後手玉のコビンめがけて先手の金駒がゴリゴリと放り込まれ、後手陣を剥がしきった。後手は最後角二枚とと金で迫ったが届かず。
藤井九段は今期順位戦初勝利で1勝3敗。藤井先生、おめでとうございます!!いやーよかった。嬉しい。
三浦八段も1勝3敗。前期名人挑戦者の成績としてはちょっと…という感じもあるが、そもそも名人戦後の成績があまりよろしくないところをみると、やはり調子が戻ってないのかなとも思う。
前々期挑戦者の郷田九段のときや王座戦の藤井九段のときも思ったが、惜敗惨敗いずれにせよ大きな対局の敗北からいかにして復調をはかるか、というのは、長く将棋を仕事とする彼らにとって重要なテーマの一つだろうなと思う。
まあ、「それでも勝利を重ねること」が手っ取り早い薬だといえばそうなんだろうけど。
……ちなみに藤井先生は復調したと思います。たぶん。きっと。


竜王戦七番勝負第二局も観た。
これは簡単に感想。渡辺竜王強し。いや、羽生名人がはっきり弱くなったのだ、という話も聞こえたんだけど、他のタイトル戦での活躍を見ると、自分には「弱くても羽生」。

某月某日

時系列的には↑の話題からちょっと前。
twitterで将棋ネタを垂れ流しているという話をこの記事の最初に書いた。
風呂入ってから寝る前のだいたい1時間から2時間くらい、思いつくまま、書きたいところだけ書いて、飽きたり力尽きたりネタが尽きたりしたらそこでやめる、という流れで楽しんでいる。
で、そのうちの一つが局地的に、ほんとーに局地的になのだが、将棋クラスタでちょっとした話題になり、さらに将棋クラスタ以外にもちょっとした波及をしたことがあった。
…つまりそれが嬉しかったのでここに記しておく。ただそれだけ。
フォロワーの有志の方々がまとめたページがあります(ありがとうございます)↓
http://togetter.com/li/60382

某月某日

twitterで将棋ネタを垂れ流し(中略)シリーズっぽくなったものがいくつかある。いわゆる俺得ネタであり、
「これがお前らにとって面白いかどうかはまったくわからないけど俺が面白いから書きます!わかったか!わかれ」
みたいなノリで書いているのだが(いつも通りといえばそうだが)、上の作品に輪をかけて局地的に(中略)これまたまとめていただいたのでここに記しておく。(毎度ありがとうございます)
http://togetter.com/li/63865 (第一回)
http://togetter.com/li/64828 (第二回)
http://togetter.com/li/66001 (第三回)




……ちなみに、こうして人様にまとめてもらう手間を考えたら自分でまとめたほうがいいかなーと思うこともたまにあるが、自分は書くので手一杯というか、そもそも書くこと自体が楽しくてやってるところがあり、妄想ツイートが時間で画面の向こうに流れてしまうのはそれはそれで仕方ないというか、だからこそ気楽に書けるという面があるので、これから自分のネタツイートを自分でまとめていく予定はあんまりない。あとこれ一文が長い。
ただ、そう思いながら過去の妄想ネタを見直したいなあと思うことも実はあり、とはいえやっぱりまとめるのもめんどくさく、結局ネット上のつぶやき保存サービスで過去ログまるごと保管して適宜参照している。検索めんどいけど。
というわけで、retuner640のつぶやきの全過去ログはこちら。↓
http://twilog.org/retuner640
興味のある方はどうぞ。

11月5日

将棋の朝日オープン杯を観た。全部面白かった。
藤井ファン的には、広瀬王位対藤井九段戦、続く行方八段対藤井九段戦の両熱戦ですでに満腹大満足だったのだが、他の対局も実に面白かった。
行方八段対浦野七段戦などは棋譜コメントが浦野つぶやきオンステージであり、笑いをとる方向でも非常に面白かった。が後で思い返してみるとアレ大丈夫だったんだろうか。てかいいのか棋譜コメントがアレで。いや真面目な解説とか検討もちゃんとあったからいいっちゃいいんだけど。その、浦野先生的に。
藤井先生は予選突破ならずで成績としては残念だったが、こういう手に汗握る熱戦が見られて、藤井ファンとしても将棋ファンとしても、「敗戦だったが満足」という感じ。
藤井行方戦、また見たい。もっと見たい。

11月某日

将棋世界』今月号を買った。王座戦の羽生王座対藤井九段の観戦記のためだが、それ以外の記事も見所がたくさんあった。里美香奈女流二冠対S九段戦も面白かった。そしてここでも何気に(談話で)登場する藤井九段。
じっくり読んでいる。


将棋の本といえば、ずいぶん前に買った『

勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

勝負師と冒険家―常識にとらわれない「問題解決」のヒント

』一周読み終えてまた読み始めてまた読み終えた。これはほんとに面白かった。
羽生はどれだけすごいか、とか、そういう本は興味ないけど(「すごい人」と「それを解析する人」の対話みたいなやつ)、こういうのは好き。
白石康次郎さんの本、まだ買ってなかったから買おう。

あと…

ほかにもたくさん書きたいことはあったのだが力尽きたので適当にやめる。
あ、そうだ。普段ゲームしない人間だがこれからPSP用ソフトでほしいのがたくさんあるので買うです。

東大将棋 名人戦道場 - PSP

東大将棋 名人戦道場 - PSP

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

モンスターハンターポータブル 3rd - PSP

お金より時間が圧倒的に足りないのです。twitter控えればさくっとありそうです。それもそれでつらいです。でも生きるというのは可能性を手に入れ、伸ばし、切り捨てる、そのどれかを必ずせねばならんのです。
……ちなみに「東大将棋」は加藤名人の「ウヒョー!」とか「あと何分?」が聞きたくて買うようなもんです。


適当に終わる。たぶん書き足す。

明日は第69期A級順位戦、三浦八段対藤井九段戦。そして第23期竜王戦七番勝負第2局!

順位戦中継サイトはこちら
http://live.shogi.or.jp/ryuou/ (有料)
竜王戦中継サイトはこちら
http://live.shogi.or.jp/ryuou/


どちらもビッグカードです。
順位戦、三浦八段はここまで1勝2敗。藤井九段は3敗で勝ち無し。
俺は例によって藤井先生を応援します。
藤井先生は王座戦のダメージからどれだけ立ち直ったかはわかりませんが、twitter上で先日のJT杯羽生森内戦のレポツイートを拝見したかぎりでは、大盤解説でいつもの面白素敵かっこいいお姿をファンに見せていたそうです。さすがです。
本局、西村門下の弟弟子にして前期名人挑戦者の三浦八段から勝ち星を奪えれば、きっと今後の戦いに弾みがつくでしょう!きっと!
がんばれ負けるなぼくらの藤井先生!


竜王戦も超注目の一戦です。
というかほとんどの将棋ファンにとってはこっちがメインですよね。
両方見ましょう。
こちらは一局目から見所満載でした。本局もそうなると思いますし、そうなれ。
ちなみに俺は渡辺竜王応援です。羽生名人とどっちが好きという話ではなく、僅差でどちらも大好きなのですが、一昨年の3連敗4連勝の防衛ロードをリアルタイムで見て以来、竜王戦は渡辺応援と心に決めてしまったのです。いっそのこと連続防衛記録をどんどん作って欲しいとすら思っています。
とはいえ、それもこれも羽生という最強の挑戦者あっての想いです。名局を期待します。


あと今回の竜王戦はご飯超旨そう。まだ見てない人は中継ブログの前夜祭の記事とか見なさい。夜に見ると危険だけどな!


おわる。

明日は第58期王座戦第3局。

羽生王座が三連勝で19連覇を達成するか、挑戦者・藤井九段が一矢を報いて希望を繋げるか。
もちろん俺は藤井先生を応援します!


舞台はタイトル戦ではお馴染み、神奈川県は鶴巻温泉の名宿「陣屋」。
そして今回は4箇所で大盤解説会があります。
お近くの方、時間のある方はぜひご参加ください。


ネット中継および大盤解説会に関する詳しい情報は
公式中継サイト
http://live.shogi.or.jp/ouza/
または
藤井九段公認応援サイト「鰻屋本舗」さんの王座戦特設ページ
http://fujii-system.com/58ouza/#the3rd
までどうぞ。


そして藤井先生宛ての応援メッセージは「鰻屋本舗」さんのメイン掲示
http://fujii-system.com/bbs/fujiibbs.cgi
までぜひどうぞ!


当日は藤井九段の誕生日。
40歳の節目の日を、ぜひ勝利で飾っていただきたいです。
藤井せんせー!!