『将棋世界』を久しぶりに買った。

買っても俺の棋力(と興味の範囲)だと内容が読みきれないのがネックで昨年末以降買わないできたが、今月(8月)号は自分に興味のある記事が多かったので買った。
具体的には

  • 名人戦観戦記(第4、5、6局)
  • 棋聖戦観戦記(第1局)
  • 雁木、振り飛車穴熊、筋違い角の読みきり講座
  • 谷川九段連載の「月下推敲」にてアマチュアの上達法の話題
  • 瀬川四段の自戦記(vs橋本七段)
  • 付録の穴熊崩し手筋集

あたり。


これらの観戦記は自分が大盤解説会に足を運んだ対局のもので、まあ記念グッズ的なというか、「映画を見に行ったからパンフレットも買っちゃえ!設定資料集も買っちゃえ!」的意味が強い。もちろんきちんと読み直して対局を振り返る意味もある。


読みきり講座はまず「雁木」の文字を目にしただけで「あ、これは読んでおこう」という気になった。
漫画「ハチワンダイバー」でもお馴染みの戦法で、これを読んで雁木を指そうと思った人は少なくないはず。俺も概要くらいは勉強してみたいと思っていたけれど、棋書を読んで勉強するほどでもないし、そもそもそこまで手を広げてる余裕はないなと思っていた。
そこでこういうコンパクトな記事が出たのだから、「よくやった将棋世界」と言わざるを得ない。振り穴と筋違い角の講座もセットでお得です。しかし振り穴担当広瀬五段の「振り穴王子」ってかなりひどい字面のような気がするんですがコレ。
雁木担当は40歳にして連続昇級した「オジサンの星」豊川七段。本編はしっかりはっきりわかりやすいがツカミとシメは相変わらずのダジャレ地獄。グフッ俺はもうダメだお前らは先に行け。


週末はたぶんこれ読んでる。