ここ最近のことなど(藤井分多め)

手短に。たぶん。 通夜ってきた。 某月某日、親戚に不幸あり。 大往生ということでご遺族弔問客ともにしんみり感はあまりなく。 することをし、しばし雑談。 だいたいがここが檀家になっている寺の和尚の悪口。 「金にがめつい」 「威張り散らしている」 「…

いつものサトケン節。マンネリ?それでも面白い。『小説 フランス革命 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

小説フランス革命 1 革命のライオン (集英社文庫)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/09/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) を見る小説フランス革命 2 パリの蜂起 (集英社文庫)作者: 佐藤賢一出版社/メ…

先崎学著『今宵、あの頃のバーで』&藤井猛公認応援メッセージ募集の件。

…俺は、 昔よりマシになったとはいえ、相変わらずささいなことでつまづくというか、すぐ凹む。 それでもだましだまし、あるいはなだめなだめ、自分を動かすことはできるのだけれど、気持ちをすぐに切り替えることはまだまだ下手だ。 で。 今宵、あの頃のバー…

本買った。

最近、近所に新しい本屋さんができた。 田舎の本屋さんの割りに棋書の品揃えがよく、「よし、本買うならここからにしよう」と決めた。棋書をちゃんと扱っている店には相応の報いがあってしかるべき。まあ一人だけ頑張っても難しいのだけど。 問題は閉店時間…

べ、別に対談のためだけに買ったわけじゃないんだからね!『先崎学のすぐわかる現代将棋』

twitter上にて、ゴーヤ(@go_ya)さんから藤井九段の話題が掲載されているという情報をいただき、本日購入。先崎学のすぐわかる現代将棋 (NHK将棋シリーズ)作者: 先崎学,北尾まどか出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/07/14メディア: 単行本(ソフトカバ…

ここ最近の買い物とか並べる。

寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)作者: 金子タカシ出版社/メーカー: 浅川書房発売日: 2010/04/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (25件) を見る「これはいいぞ」とネットのあちこちで言われていながら「読む(解く…

王という肩書きの商店主たちの話『カペー朝 フランス王朝史1』

王は凡庸、周りの敵は華麗にして巨大。 絢爛と呼ぶにはあまりにささやかな フランス王家物語の幕が、いまあがる。 表紙帯の煽りより。こういうの大好きさ! カペー朝―フランス王朝史1 (講談社現代新書)作者: 佐藤賢一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07…

薦めてくれた人ありがとう本当にありがとう『ソラリスの陽のもとに』

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)作者: スタニスワフ・レム,飯田規和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/04メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 377回この商品を含むブログ (152件) を見る図書館戦争シリーズを読み終わった頃に帰還スレで「…

『ラブコメ今昔』読了。流し読みなし。

ラブコメ今昔作者: 有川浩,徒花スクモ出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/07/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 73回この商品を含むブログ (164件) を見る『クジラの彼』に続く自衛隊ラブコメ短編集第二段。例によってそれ以上で…

『クジラの彼』読了。ベタ甘ラブコメの胸焼けを斜め読みで回避するというソリューションを提案…しない

『海の底 (角川文庫) [ 有川 浩 ]』のスピンオフが載っていると聞いて読んだ。クジラの彼作者: 有川浩出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 97回この商品を含むブログ (239件) を見る 自衛隊ラブコメ短編集。 …

お宝ゲット的な。

連日暑い。雨が降っても暑い。 連日用事で県庁所在地的な場所を歩いていたがアスファルトのおかげで全方位的に暑い。クーラーが必要なのもよくわかる。で排熱でまた外が暑い。ビルの中クーラー最高。排熱。くそう。 立ち寄った古本屋で棋書を見つける。これ↓…

『将棋世界』を久しぶりに買った。

将棋世界 2009年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2009/07/03メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る買っても俺の棋力(と興味の範囲)だと内容が読みきれないのがネックで昨年末以降買わないできたが、今月(8月…

『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』『別冊 図書館戦争Ⅰ』『別冊 図書館戦争Ⅱ』読了。

図書館戦争作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/02メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 506回この商品を含むブログ (841件) を見る図書館内乱作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/09/11メディア: 単行本購…

『寄せの見える本(基本編)』『同(応用編)』『相振り飛車を指しこなす本 1』読了。

書くの忘れてたけど、4月中に読了したもの。寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))作者: 森けい二出版社/メーカー: 浅川書房発売日: 2004/04/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 32回この商品を含むブログ (14件) を見る寄せが見…

ドイツ入門的な何かだと思って読んだら大変だった。わかってたけど大変だった。

一週間くらいかけてようやく読了。物語 ドイツの歴史―ドイツ的とはなにか (中公新書)作者: 阿部謹也出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1998/05/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (22件) を見る買ったのはもう去年だか一昨年…

暴食しながら読む本じゃないだろ>俺

昨日読んだ本。ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/22メディア: 新書購入: 39人 クリック: 606回この商品を含むブログ (374件) を見る俺はこの本をパンスープサラダお代わりし放題の店で飲み食いしなが…

ルター「こーいうのどうかと思う!!!(免罪符を見て)」

聖☆おにいさんの三巻を見ながら思い出したので貼る。キリスト者の自由・聖書への序言 (岩波文庫)作者: マルティン・ルター,石原謙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1955/12/20メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 31回この商品を含むブログ (15件) を見るこ…

最近涙腺が弱くてだめだ

本を、ふだんではありえないくらい入れ込んで読んでしまうときは、その本が傑作か、自分の精神状態がまともじゃないときか、のどちらかだ。ここでの傑作の定義は、「人になんと言われようと『これは面白い』と言い切る覚悟が、あのチキンな俺にすらつくくら…

『将棋入門の次に読む本』…いい感じでした

将棋入門の次に読む本作者: 沼春雄出版社/メーカー: 創元社発売日: 2008/04/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るこれも2ちゃんねる将棋板にて初心者向けに紹介されていた本。 なんかこれまで読んだ本と比べると前後逆だった…

『ホントに勝てる四間飛車』一巡目読了。

ホントに勝てる四間飛車 (先崎式将棋レクチャー&トーク)作者: 先崎学出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2002/12/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る2ちゃん将棋板での初心者向けお勧め棋書の一冊。 以前読ん…

『四間飛車がわかる本』…紙面レイアウトに不満が。

四間飛車がわかる本 (最強将棋レクチャーブックス)作者: 高野秀行出版社/メーカー: 浅川書房発売日: 2008/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見るじわじわと読み進めてやっと読了。 燃料はコーヒーたくさん。 四間…

コンパクトにまとまっていてわかりやすかった。『移動と空間の世界史』

移動と空間の世界史―グローバルに時代を読む (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)作者: 宮崎正勝出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2008/06メディア: ムックこの商品を含むブログ (2件) を見る読了。 燃料はコーヒー数杯。マクドナルドのコーヒー…

ようやく読み終わったよ『スカイ・クロラ』

スカイ・クロラ (中公文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/10/01メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 212回この商品を含むブログ (528件) を見る買ったのは一昨年だった気がするんだが、なんかタルくて中断しておりました。 で、積…

『投信バブルは崩壊する!』…金融商品の売り手の思惑をさくっと知りたい人に

投信バブルは崩壊する! (ベスト新書)作者: 須田慎一郎出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2007/07/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) を見る売れに売れまくった勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』(以下勝間本…

本を読む本

読了。燃料はコーヒーたくさん、ドーナツたくさん、チャイナベジスープ1杯、シャカシャカチキン1個、など。 このブログではよくフォトリーディングを話題に出してますが、読書術の原点も押さえておこうと思い読みました。読書に限らず、「学ぶこと」について…

カラマーゾフ万歳!

薬局で薬を待ってる間にカラ兄5巻読了。 ああ、面白かった…読んでよかった。本当に良かった。 たしかに「第二の小説」の前に作者が亡くなってしまったのは惜しい。 あのアリョーシャと12人の少年たちの今後が知りたい。囚人になったミーチャのその後も知りた…

カラ兄で思ったこと

ミーチャはキリストになりたい(神になりたいわけではない)。救い、許したい。 イワンは悪魔に魅入られた(悪魔になりたいわけではない)。救われたい、許されたい。 アリューシャは大地を愛する。人間は救われるものだし、許されるものだと信じている。

カラ兄!カラ兄!カラ兄!

うーちくしょう、おもしれえ。 3巻では怒涛の展開自体も面白かったのですが、その中でも特にミーチャ兄さんの大暴れっぷりが面白く、 『うはwwwメンヘラ化ktkrwwwwウザスwwwwwでもワロスwwwwww』 と2ちゃんねらな盛り上がりが自分の中でありました…

新約『カラ兄』二巻読了、しかしよく喋るなこの登場人物たちは

ミスドでもりもりと読了。 カラマーゾフの一族がメインの一巻に対して、二巻は脇役たちのエピソードが中心。どれもこれも一癖もふた癖もあって面白いです。 あと、読書ガイドを読んだら『ファウスト』がすごく読みたくなってきました。いい訳の本を探すとし…

新訳「カラ兄」おもすれー

いまさらですが読み始めました『カラマーゾフの兄弟』。 第一巻に対する自分のハマりっぷりから見て、当分カラ兄漬けっぽい。カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)作者: ドストエフスキー,亀山郁夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: …