PMBOKの勉強をしたですよ。
フォトリーディングの習得も兼ねてお勉強。
PMBOKはプロジェクトマネジメントに関する有効な概念、プロセス、知識、スキルなどを体系化したもの。
で、使った本はこちら。
- 作者: 広兼修
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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読了までの燃料はコーヒー一杯。
最初に個人的な愚痴を言っておく。
序盤で
プロジェクトをマネジメントする手法を勉強し、それに従った適切な手順で計画を作成できれば、ヒーローや多くの残業時間、神風に頼らなくても、誰でもプロジェクトを成功に導くことが可能なのです。
と述べられているのは非常に正論だと思います。向き不向きはあるかもしれないが、必ずしもヒーローは必要ないし、残業の積み重ねだって必要ない。
でも、その数ページ後の
では、プロジェクト・マネジャーに必要な知識・スキルのなかで最も大切なのは何でしょうか? それは「コミュニケーション能力」です。
うぐぐぐ。
コミュニケーション…コミュニケーション…
うわあああああああああああ!
飲みニケーションとたばこ部屋と接待キャバはもう嫌あああああ!
え?そういう話じゃない?…うう。しかし。
そりゃあ、コミュニケーション能力だって、生まれ持った才能だけじゃなく、訓練と経験で誰でもそれなりに身につくものだと思っていますが、思いたいですが、しかしコミュニケーション能力が高いといわれてる人で、できれば食事はいつも一人で静かに摂りたいとか、酒を飲みに行くくらいなら喫茶店で本を読んでいたいとか、そんな人はいねえんじゃねえの?と思ったりもするわけです。
プロジェクトマネージャーになりたくて勉強しているわけではないので、まあ、いいんだけどさ。
よし愚痴終了。
本書の構成
プロジェクトって何?という話が1割、
PMBOKの中核をなすプロジェクト・プロセス群と知識エリアの説明が3割、
仮想プロジェクトを用いた実践解説が5割、
付録の失敗プロジェクトの例が1割、というところです。
感想など
読者に何らかのプロジェクト参画経験があり、序盤の4割がつかめれば、残りの部分はすんなり入っていけます。実践例に入る前に、主要な用語について復習しておくとよりスムーズだと思います。俺の場合はこの勉強がフォトリーディングの習得も兼ねていたので、マインドマップを作りました。
携帯で撮ったけどぼやけてるなあ。
プロジェクトマネジメントやPMBOKの入門書として綺麗に要点がまとめられており、まずまずお勧めです。より気軽に学びたい方は、先に「いちばんやさしいPMBOKの本」を読むことをお勧めします。新書サイズでサクサク読めます。
- 作者: 深沢隆司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 新書
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総合評価
アマゾン的5段階評価で★★★★☆くらい。