フォトリーディングと整理術の関連

どこで知ったのかすっかり忘れてしまったけど、整理の極意は
「整理する前にまず収納する」
だという意見を見たことがあります。

とりあえず収納してしまえば、行動のためのスペースが生まれます。視界も広がります。そうして活動効率を上げてから、必要なときに必要な分だけ整理を行ったほうが効果的だ、という話です。

俺はこの話をとても気に入っていて、休職してからはじめた部屋作りでも、結局このやり方が一番スマートだと実感しました。
たとえば本棚を導入したら、どの本をどこに入れるか考える前に、とりあえず床にどけておいた本をおおまかに突っ込んでしまうのです。そうすると気分がすっきりして、次にする行動の意欲が沸くのです。
最初に整理のことを考える場合、本の並び順などについて悩むのが先にたち、少しも部屋は片付かない…ということになります。

で、フォトリーディングがなんで整理術と関連するかというと、フォトリーディングも本の情報を頭の中に「整理する前にまず収納する」のです。先ほどの本棚の例と比較してみると、次のようになります。(本棚の例についてはちょっと具体的に書き直しました)

  1. 準備…本棚を作る体制を準備する
  2. プレビュー…本の量を計り、本棚を作る
  3. フォトリーディング…片っ端から本を棚に収納する←先に収納
  4. アクティベーション…突っ込んだ本をカテゴリごとに整理する←後から整理
  5. 高速リーディング…カテゴリ内で本の並び替えをする

というわけで、フォトリーディング、(最近持ち上げっぱなしですが)なかなか理にかなったシステムのように思います。