見なきゃよかった

帰宅途中のコンビニで、久しぶりにヤングジャンプを立ち読みした。
してしまった。


あーあーあー。やめときゃよかった。見なきゃよかった。この展開はちょっと泣きたい。
とりあえずあと数巻はハチワンダイバー買わねば。


さらに書店に寄り、そのハチワンの最新巻(15巻)を買う。
なんだかんだで面白い。
ついでに『将棋世界』の最新号(7月号)も衝動買い。
今回は絶対買わない予定だった。が、ちらっと立ち読みでめくった部分がたまたま『突き抜ける!現代将棋』の“教授”勝又六段と“コンちゃん”近藤六段のやりとりだったせいで、思わずレジに持って行ってしまった。
まあ、好きなんです。この辺の棋士のお話が。


母から連絡があり、ついでに会話する。
そのなかで個人的にちょっと衝撃的な話があった。


実はここ数年、母の知り合いから「うちの娘、おたくの息子さんにどうだろう」という話(つまりは見合いの話)がいくつか母に対してあったのだが、当時休職→無職の俺にそういう話を振ってまた精神的に負担になってもまずいと思い、全部断っておいたのだそうだ。


俺はまず見合いというものが実家の地域で生き残っていたことに驚き(これは俺が世間を知らないだけだが)、貧乏農家の倅にその話がきたということにさらに驚き、しかも複数きていたことにますます驚き、そして息子への気遣いとはいえ、その場でばっさばっさと断りまくった母の決断力に盛大に驚いた。


まあ当時はたしかにそれどころではなかったし、正直その手の話は面倒くさいという気持ちばかりがあって、乗り気にはならなかったろう。
なので母の判断はまさに正しかったのだが、なんというか、今聞くと逃した魚はなんとやらというか、なんというか。


で職を得た現在はというと、自分から探すのは今でもちょっと面倒というか億劫なんだけれど、出会いを周囲が勝手にセッティングしてくれるならそれもいいなと思い始めている。


なので、今後そういうことがありましたらよろしく、なにとぞよろしくお願いいたします…と母に伝えておいた。


え?自助努力?
いやもうそれはそれは…もちろん…