第３期マイナビ女子オープン五番勝負第１局のネット中継を見た。

矢内女王　対　甲斐女流二段。
終盤の逆転から見てしまった。相穴熊怖いです。
甲斐先生おめでとうございます。
矢内先生は今日NHK杯の放送も重なって、やたら負けが込んだ日に…

最初から見直す。
先手は甲斐二段。うおー中飛車だ！いや、また中飛車だ！
でもいいんだ。自分は指さないけど中飛車は見てて楽しいので好きさ。
後手は矢内女王。もちろん居飛車。玉が２二玉までやって来て、でも矢内女王なら銀冠かなーと思ったら穴熊ｋｔｋｒ。
先手も穴熊で相穴熊に。
このとき、振り飛車側が飛車を４筋に再転換して戦うのがとても好き。
居飛車側が飛車浮きで４段目に強力な防衛ラインを敷くのも好き。
そして所在がなくて右往左往する角が好き。「ちょっと迂回するから待ってろ！」と一旦バックに下がってまた出てくるのがまた好き。

戸辺六段の解説がとてもわかりやすい。
「芸能人は歯が命。」って懐かしい。アパタイトだっけ、タフデントだっけ…

相穴熊の距離感覚って、普通の囲いとは別の世界だなあと改めて思う。
一度手がつくとワンサイドだよね、という話も聞くけれど、攻める側が手の付け方を間違えると、囲いに一枚補修が入っただけで眩暈のするような堅さになる。
あと桂の頼もしさが異常。

観戦を終わってから、関連記事を見る。
矢内女王&甲斐女流二段特別対談 - 古民家カフェで花咲くガールズトーク!
このカフェ、ちょっといいなあ。
対局者のお二人の写真が「近所の素敵なお姉さん」て感じでそれもよい。何言ってんだ俺。

あと

――男性のここだけは「許せない」ところはありますか?

甲斐 : 難しい質問ですね(笑)。なんだか、とってもいばっていて、プライドの高い人は嫌……かなぁ。あと男性には女性の前では、見栄を張ってほしいなぁと思うことはよくありますね。最近、見栄を張らない男性が増えているような気がします。

矢内 : たしかに、男性は引っ張っていってほしいですね。そういう意味で言うと、草食男子という言葉が流行りましたけど、「草食は勘弁してほしい」って思います。女性からみて、頼りがいのある男性でいてほしいんですよね。

よしお前ら今から肉食いに行くぞ。
あとラブプラスは捨てろ。

将棋の記事だと思って読んでいたら予想外のところから撃たれたでござる。
面白かった。