第67期名人戦第3局大盤解説会in伊勢崎に行ってきました:会場周辺編

第2局の大盤解説会に引き続き、第3局の大盤解説会にも参加してきました。
全国の都道府県で大盤解説会が開かれているなか、前回のように東京将棋会館ではなく、なぜ群馬県伊勢崎市の会場に行くことにしたのか。
近所だから?違います。


それはもちろん…
伊勢崎会場の解説担当棋士が、俺の大好きな藤井猛九段だからです!!!


…と
胸を張って言いたいところですが、実は当日たまたま群馬に行く用事があり、その「ついで」です。


しかしたとえたまたまにしても、用事で行く先でちょうど自分がファンの棋士大盤解説会をしていて、しかも用事を終えて解説会場に移動するとちょうど開場に間に合うくらいのタイムスケジュールになってるなんて、出来すぎだと思いませんか。
むしろもうなんていうか、これは運命でしょう?と誰かに言いたくなる俺です。
わあキモイ。


このエントリでは「会場周辺編」として、移動中に撮った写真とかネタとかを書きます。


会場は「伊勢崎絣の郷」。
地図上で言うとこの辺。

大きな地図で見る


JR伊勢崎駅に着きました。


出口から外を見たところ。

ちょっと寂しい感じがします。当日は曇り時々雨の天気で、なおのこと寂しく見えます。


駅の外観。

後で群馬の知人に聞いた話では、他の地方都市の例に漏れずこちらも市中心部は空洞化していて、駅周辺が寂れた感じなのもそういう事情だそうです。


そんな駅前でやよいががんばっていました。
ってアイドルマスター知らない人にはなんのことやらですね!でもこの機会に知ってくれると嬉しい。

やよいーッ!俺だーッ!!妹になってくれーッ!!!


駅前商店街の入り口。「絣の郷」に行くにはこの交差点を左折。




時代を感じさせるネーミングとか廃屋の佇まいとかに思うところがあって撮ってしまった。クール。


先に今夜の宿に向かい、荷物を預けました。
開場まで時間があったのと、小腹が空いていたので、何か食べることにしました。


少し歩いたら、ちょうどいいところに群馬名物焼きまんじゅうのお店が。

詳しくはぐぐるか「孤独のグルメ」を読め。
個人的には孤独のグルメがオススメっていうか俺はそれで知った。


持ち帰りも出来ましたが、焼きたてを食べたいので店内でいただきました。

ああ写真がブレてる。なんという。
下が焼きまんじゅう(一串150円)、上があん入り焼きまんじゅう(一串250円)。
途中まで夢中で食べてから思い出して撮影したので足りませんが、一串4個。
湯のみと皿の大きさの比較でわかるとおり、このまんじゅう、すごく…大きいです。


で感想。
うめええええええええええええ
まんじゅうは表面サク中身ふわ歯ごたえモチッって感じで気持ちいい。焼きながら塗られた甘しょっぱいタレ(後で知りましたが味噌ダレだそうです)の相性もいい。
あん入りは甘しょっぱいタレ+甘いあんの組み合わせで、「孤独のグルメ」の主人公・ゴローが言うとおり「複雑な甘さ」ですが、甘党の自分にはそれもいい。出されたお茶と非常によく合います。
しかもこの量なので、ちょうど小腹がふくれます。
こういうものって観光地の名物だと一本200円300円とられることがあったりしますが、この量この味でこのお値段は安いなあと感じます。
前述の知人いわく、焼きまんじゅうはその地域の人々が食べるおやつなので、そんなに高くしても仕方ないそうです。そういえば俺が食べてる間も、近所の人らしきお客さんが来店して5本包んでもらっていました。


移動中。

さすがに山が近い。


着きました。


駐車場にあった看板。


We Love 伊勢崎。

素晴らしい。


正面入り口を入ったところ。

突き当たりに見えている螺旋階段は3階まで吹き抜けで直通しています。こういう構造ちょっと好き。
が、会場になる4階ホールには1階奥のエレベータから行く仕様。一度だまされました。いや勝手に間違えたんだけど。


施設の利用予定表。右下に注目!

高まってきました。


3階には古くから伊勢崎市の産業だった絹織物についての資料が展示されていました。



時間をつぶしてもまだちょっと早く来すぎてしまったので、周辺を散策。
書店に寄って、ふと藤井九段の地元が群馬なのを思い出し*1
「そういえば棋書もご当地棋士びいきみたいなのがあるんかな」
と思って将棋コーナーを覗いてみましたが、やはりそんなことはありませんでした。
ちなみに藤井先生の著作で見つけたのは「相振り飛車を指しこなす本」の1巻でした。


地方を歩くとよく見かける例の看板も、やっぱりたくさん見かけました。


なんだか複雑な組み合わせだなあ…

この「カードでお金」の看板も非常にたくさんありました。切ない。


会場に戻りました。これは裏側から見たところ。


とかなんとかやってるうちに開場10分前くらいに。

朝からずっとどんよりと曇りだった空に、晴れ間が…!!!
天気すら操り今日の解説会を盛り上げようとしてくださっている藤井先生は本当に素晴らしい棋士だと割と素で思いました。
あぶねえ、なんだこの気持ち。キモイ。


続きます。



*1:他にも桜井八段、三浦八段、武者野七段、関根女流五段、山田女流三段