本日の第５８期王座戦挑戦者決定戦は藤井九段の勝利やっほ

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きました。
藤井九段がタイトル戦に挑戦する日が。
俺が将棋ファン、藤井ファンになってからはじめて見る、藤井タイトル挑戦です。

先手藤井九段ではじまった本局、矢倉模様の出だしから藤井九段は左美濃に。
攻めの姿勢を見た後手深浦王位は金銀四枚を繰り出して受けの体勢を築きましたが、藤井九段の攻めが好調で、後手陣の金ゴマをはがしきり、最後まで緩まず指し続けた藤井九段の勝ちになりました。

終盤、劣勢が確実になってからの深浦王位の不屈の粘りも、「さすがタイトルホルダー」と思わせるものがありました。そこで藤井九段がしっかり指して勝ち切ったのが素晴らしく、「これならいかにも挑戦者の資格あり」とファンも納得できる勝利だったのではないでしょうか。

藤井先生、深浦先生、おつかれさまでした。
素晴らしい対局をありがとうございました。

現王座は歴代随一の１８連覇記録を持つ最強王座、羽生善治。
藤井先生から見れば先日の竜王戦決勝トーナメントで残念な敗北を喫した相手ですが、それだけでなく、そもそも１０年前の王座戦でフルセットの死闘の末タイトル奪取を逃した時の王座なのです。
ですから、
「羽生先生は藤井先生と再び王座を賭けて戦うために、１０年間タイトルを守り続けたのだ」
という冗談をいう人もいます。
個人的には、それが冗談でなくなることを期待しています。

さあ、風呂入ってこよう！！！