国生さん…。『今日の早川さん 3』限定版

あのね、本屋さんで見つけてね、ウヒョーってなってね、

今日の早川さん3 限定版

今日の早川さん3 限定版

嬉しくて思わずカルタ付きの限定版を買っちゃったよ。1800円也。
こういう付録ものって後でいらなくなるんで買わないようにしてたんだけど、勢いで……まあいいや。


カルタはこんな感じ。

基本は本オタクのあるあるネタ
さらにオタク全般に通じる痛いネタもたくさん入っていて、めくるたびに自虐の笑みが自然にこぼれる素敵な付録です。ちくしょうめ。


絵柄が前巻からさらに垢抜けた感じがする。
1巻を見直すと、今に比べてみんな目つき悪いw

今日の早川さん

今日の早川さん

このときに比べたら今の表紙の早川さんは萌えキャラレベルですよ……


本編も前巻に引き続き本オタクの日常ネタ。
ただ「ずっと変わらない日常」というわけではなく、登場人物にも変化というか成長が描かれはじめている。
岩波さんはすでに結婚という変化を経験しているけれど、この巻では国生さん、延流ちゃんに変化が。
特に国生さんのは、自分の周囲にも似たような経験を経て結婚した人間がいるので、頷きながら読んでしまった。


しかし、主人公の早川さんだけがずっとアレなままだというのが…なんというか…
本編でも散々回りから突っ込まれてるけど、こう、自分から周囲に壁を作って趣味に引きこもった挙句「一般人」を見下して殻から一歩も出て来ない……だから人間的な成長もない(まったくないわけではないけど)……というのが……もう。
いや成長と一言で言っても色々あるんですけど、まあ、幅とか、余裕とか、そういう意味で一つ。あああ。


主人公が成長するんじゃなく、周りが成長して主人公が……という展開は、読んでるこちらが何か痛い。何かが。
いや俺もそうだからとかそんなことが言いたいわけではなく。うるさい黙れ。違う。


しかし同じようなキャラの国生さんがきっかけをものにしていい意味で変わったように、彼女も希望があるはず……あってください。口を開けてぼんやりと待っていたところで何も変わらないけれど、周囲が変われば自分も思うところがあり、自ずと変わらざるを得なくなることもあるし!
それに、早川さんは別にまったくモテないとかではなく、ナンパされたり付き合う機会は何度もあったのに毎回自爆してるタイプであり、つまり希望はあるのだ。そうだよあるんだよ。


がんばれ早川さん。でも自画撮りのフォトショ加工はほどほどにな!


まとまらなくなった。
とにかく次巻にも期待ですよ。


あとドラマCD買う。4月24日発売ですってよ奥さん。
http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=C10200016