『のだめカンタービレ23巻』&『テルマエ・ロマエ1巻』買った。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/11/27
- メディア: コミック
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あと2巻くらい続きそうな内容がいきなり最終巻と聞いて、読むのがおっくうになってしまったから。
むかし大好きだった漫画の『エマ』も、エマが誘拐されて新大陸に一人置き去りにされたとき
「エマ、アメリカ編か!?」
と思ったら次の巻であっさり発見→ハッピーエンドで非常にもやもやした覚えがあり、
「こんな急展開エンドをやるくらいなら未完にしといていつか完全版が出たほうがまだましや!」
と子供のように思ったりもした。
で、のだめ最終巻。
時間を置いたせいか、それほど拍子抜けしないで読み終わることができた。
急展開といえばそうだが、それなりにちゃんとまとまっていたと思う。
千秋がんばったな。
あとシュトレーゼマンの
そして僕は
永遠に
のだめちゃんの最初の男!
に笑ってしまった。
本当に大人げなくて好きだ。
それで思い出したけど千秋パパが千秋の相談に乗るシーンで
この場合あれだ──
シュトレーゼマンとやったら
最高に気持ちよかったから
今さら真一となんか
したくないと
もリアル鼻水吹いた。
のだめはモテモテだよなあ。*1
- 作者: ヤマザキマリ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: コミック
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誇り高き古代ローマ人ルシウスの、現代日本の風呂文化を見た時のリアクションがいちいち最高に面白くて…
フルーツ牛乳とか温泉玉子とかビールに毎回大ゴマ使って
うまいッ…
感動しすぎだよ!でもすごくよくわかるよ!
我々ローマ人が
水道だの巨大建造物の開発にうつつを抜かしている間に
平たい顔族(引用注:現代日本人)は
しっかりと原始的利点の便利さにも視線を向けて
こんな画期的な屋外風呂を作っていたとはッ
ただの露天風呂でこれだよ!
いや、「ただの」というのは俺の感覚であって、ルシウスの言うように、たしかに日本人は並々ならぬ知恵と工夫と情熱で入浴という快楽を追求していることはたしかなのだ。
そういうことを改めて考えさせてくれるという点で、この漫画は我々が自明のこととしながら実は忘れかけていた日本の文化のよさを再発見するためのきっかけになるのではないかとかなんちゃらかんちゃら。
ごめんちょっと言い過ぎた。
読みながら体がぽかぽかしてくる素敵に変な漫画だった。続きが楽しみ。
*1:本巻知らずにここだけ読んだ人が「のだめっていつからそんな話に…?」と思うかもしれないので急いで付け加えますが、もちろんそんな話ではありません。たしかにのだめの初めてはシュトレーゼマンでしたし、それが最高に気持ちよかったから千秋とするのが怖くなったということは本当ですが…!(と誤解を加速させてみる)