;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォ!! という感じの第22期竜王戦挑決第2局。

ネット観戦した。
http://live.shogi.or.jp/ryuou/


後手森内九段が意表を突く四間飛車
対する先手深浦王位は居飛車穴熊を志向。
そこで森内九段は藤井システム、ではなく、なんとノーマル四間飛車の駒組みを進め、相手に完全に穴熊に組ませて、勝ってしまった。
しかも薄氷の勝利ではなく、大差で。


四間飛車と書いたけれど、実際は先受け先受けの末に五枚の金銀のブ厚い囲いを築いて穴熊を上から圧殺する将棋で、2ちゃんねる竜王戦スレでも言われていた通り、捌きがどうのとかカウンターがどうのという一般的な振り飛車の将棋とは明らかに異なっていた。故・大山永世名人のような先受けだとか、明らかに居飛車の将棋だ、という方もいて、なるほどと思った。
とりあえず二枚銀冠に金が三枚張り付いた囲いを見たときは
「あ、リアルでお茶吹くってこういうことなのかな」
という感じだった。
盤面を反転して後手側から見る景色のなんと気持ちのよい。


そういえば、その竜王戦スレでは

451 名前:名無し名人[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 22:02:42 ID:Vi5Iplto
棋譜見た
四間はいつからフルアーマーガンダムを作る戦法になったのか

というレスがあってちょっと面白かった。
しかしこれはもう、ガンダムとかじゃなくてコロニー落としだよなあ…


…で
後手ノーマル四間が居飛穴にものすごい勝ち方をしたことで
「おいおいノーマル四間も全然やれるじゃねえか」
と多くの人が沸いているわけですが、ていうか俺も大いに沸いているわけですが、棋譜見る限りまったくマネできる気がしないのが困りものです。
だからこそのプロだとよくよく思い知らされる一局でした。


森内先生おめでとうございます。


四間飛車勝ちで飯が旨い。