のだめカンタービレと3月のライオンとハチワンダイバー。
のだめカンタービレ 12巻
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/10
- メディア: コミック
- 購入: 20人 クリック: 257回
- この商品を含むブログ (299件) を見る
気がついたら巻の1/3がオーケストラ演奏シーンで、一瞬ドラゴンボールを思い出した(どこでどう思い出したかは言うまでもなく)。
俺は単行本派なので気にならないが、これリアルタイムの連載で読んでいた人は「また今回もオケのシーンか」ってげんなりしてなかっただろうか。
個人的には、のだめオーケストラデビューよりも、ミルヒー(シュトレーゼマン)対オクレール先生のシーンこそがこの巻の見所だと言いたい。
なぜなら俺オクレール先生が好きだから。
オクレール「あの子は音楽は好きでも 基本的にこの業界が嫌いです
しかも彼と共演するという小さな目的のためにここまでやってきた
それでも少しずつ
本当の喜びや楽しさを
多くの作曲家や曲の中から見出すことができるようになっていたというのに…」
(p168-169、のだめについて)
オクレール「悪魔のようなあなたが「親心」なんて
もうろくしすぎじゃないですか?」
(p170、シュトレーゼマンの弁明に対して)
オクレール先生はのだめキャラ一色々とわかってる人だと思うんだ…。
あとミルヒーが本番でのだめの練習にない演奏に付き合った後、控え室でぐったりしながら言う台詞がいい。
(この歳でこんな目に合わされるなんて……)
シュトレーゼマン「生きててよかった……」
(p118)
この人も本当に音楽に魅入られた何かなんだと思います。
3月のライオン 3巻
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: コミック
- 購入: 14人 クリック: 343回
- この商品を含むブログ (559件) を見る
今回も見所満載☆
あかりさんがいいわ…零くんはあかりさんをもらうといいと思うんだよな…
今回出てきた棋士もいろいろと元ネタが見え隠れ。
もちろん全部元ネタと同じとかそういうことはまずない。ないはずなんだけど…
- 辻井九段:思いっきりわかりやすく藤井猛九段。辻井武史九段(つじいたけしくだん)と読みが一文字しか違わない。ダジャレ好き、低音、高い攻撃力(いろんな意味で)。辻井はA級在位8年で連載当時の藤井のA級在位年数とも一致。元ネタまんますぎるので、もしかして3月のライオン世界でも獅子王戦3連覇したんだろか。辻井システム作ったんだろうか。
- 島田八段:苗字と研究会ネタから島朗九段だと思ってい…た…けど、色んなネタのハイブリッド。「A級在位5年」「負けにくい将棋」「最近はタイトル戦の常連」「額ネタ」あたりはたぶん木村一基八段。
- 後藤九段:元ネタないよね!と思いつつ、A級で筋肉質というと丸山忠久九段を連想。もちろん丸山九段は後藤みたいないかにも悪カッコイイキャラではない。というか丸山先生は笑顔が可愛い。あと声小さい。
話は思いっきり変わるけど
後藤「お前さ オレに当たる気まんまんだったけどさぁ
どうだった?
島田強かったろ?
A級ナメてんじゃねーぞ」
(chapter30より)
かっこいいぜ後藤…!!
この漫画は一流も凡人も皆それぞれの世界でしっかり生きているよなあ。
その中で超高性能ネガティブエンジン搭載の零君がどう成長していくのか今後も楽しみです。と普通にまとめる。
あっ(思い出した)、それとやっぱり香子いいよ。
香子「……もうたくさんなの
2人して私のこと負け犬でも見るような目で見て
腫れモノに触るみたいに扱って
イライラするの
私 いつまでこんな
みじめな気持ちでいればいいの!?」
(chapter30より)
このコマの香子が…!!!
零はあかりさんと香子を幸せにするべき。
スミスは猫を幸せにすべき。
ハチワンダイバー 12巻
3月のライオンの後にコレ読むと落差がもうね。いや最高に面白いんだけど。
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/19
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
そよ肥えすぎだろう。1巻と並べるともう見てらんないレベルなんだが。
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/12/19
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 403回
- この商品を含むブログ (311件) を見る
今回は
菅田「キスがありましたか?」
(p60)
これでもう十分面白かった。
が鬼将会の将棋キチガイぶりも相変わらず最高。
澄野「この地下は“核シェルター”になってるんだって?」
氷村「そうだよ」
そよ・菅田・澄野「………」
澄野「笑うトコか?」
氷村「いや本気」
(中略)
澄野「なんの冗談の?」
氷村「冗談の?」
澄野「どういう意味の冗談の“核シェルター”だ?」
氷村「まず核戦争が起こるだろ」
(何言い出すんだコイツ、という顔の3人のコマ)
氷村「そしたら
地下の住人が地上に這い出して
将棋を指す!!!
将棋の強いやつが
世界の王将(おう)となる!!!!」
(お前は何を言ってるんだ、という顔の3人のコマ)
澄野「鬼将会(おまえら)の誰がそんなに深刻に頭悪いんだ?」
氷村「全員だよ」
(p155-159)
全員じゃ仕方ないな。
あと将棋で宇宙が見れるのは最近わかったことだけど、パンケーキでも見れるとは知らなかった。
てかお前ら宇宙見すぎだろ。いいぞもっと見ろ。