世の中はうまいことできているような、そうでないような

もうすぐ晴れて(?)無職になる。
再就職先は決まっていない。というか再就職をするのかどうかも決めていない。とはいえ蓄えが少なく頼れる相手(実家とか)もないので、何らかの形で生活費を得なければならないのは確実。
まあ、各種制度のお陰で最低限の衣食住に困ることはなさそうな感じ。期限はあるけど。


用事の帰りに書店に寄り、今月号の「将棋世界」が出てるのを確認。買…おうと思ったが、そろそろ出費をセーブしたほうがいいのでは(元からだいぶセーブしてるが)と考え直し、やめる。ほんとうは木村八段の矢倉講座と鈴木八段のパワー中飛車と里見倉敷藤花の自戦記のためだけでも買いたい。…ていうか結局買いそうな気がしてきた。
同じコーナーで「SFマガジン」が目に留まる。たまにぺらっと立ち読む本だが、今月号の特集がウィリアム・ギブスンだと知ってうぎゃあ。数秒前に将棋世界を諦めた手前コレを買うわけにはいかないが、ギブスンは俺の嫁、じゃなかった俺の青春なのです。うぎゃあ。
本といえばもう一つ。光文社の古典新訳文庫で「シラノ・ド・ベルジュラック」の新訳が出ているのを知った。俺は岩波版しか知らないし、これでも十分好きなんだが、ぱらっと読んだ感じでは新訳もいろいろと工夫がされてるようで、興味が沸く。ああもう。


そこから気まぐれで近所の古本屋に寄ったら、文庫のコーナーに見慣れたタイトルが見慣れないカバーで置いてあるのを見つける。…大久保町三部作って早川から復刊してたんだね。知らなかった。アンテナ低すぎだろう俺。
ともあれ、電撃文庫版のファンだった自分としては嬉しい話。


とかなんとか、帰ってきて今ここ。
↑書いてて思い出したんだけど、今週は図書館戦争読むことにしてたんだっけ。しまった。