熱いぜ二階堂＆ベテランに引導渡しまくり零＆素敵な悪女香子さんの『3月のライオン』2巻

3月のライオン 2 (ヤングアニマルコミックス)

1巻は実のところどっちとも言えない感じだったので、正直買おうかどうかちょっと迷ったんですが…買いました。

結論からいえば、今巻はようやく棋士サイドのキャラが走り出し、毎回に見所あり。とても面白かったです。
ラストシーンよかったです。タイトルの「3月のライオン」やっと納得。

ただ、対局シーンは例によって微妙…かな…（初級者の自分が言うのもなんですけど…）。
一度熊った玉が外に出るのにはもちろん相応の理由があるわけで、その理由抜きで先に「そういうネームだから…」なんて指定されたら、そら先崎八段も困るよ。

あと、たくさんのぬこのイラストを使った将棋入門編がぷりちー。ガチで入門書としてスピンアウトしてほしいなあ。

おまけで各キャラ感想。
先生：今後とも自重しないでください。
二階堂：お前最高。
高橋くん：俺のケツをくれてやってもいい。
香子さん：「なんでいつもあんたばっかり…！」な悪女って大好きです。
ぬこども：俺アピールが普通にウザい。
三姉妹とか：「優しさエネルギー」貯蔵庫。あるいはＭＰ回復小屋。この辺のメンツで欝展開になると、読者は凹むが話的には盛り上がる気がする。あとデブ専の三女がよい。